最近、アメリカのアズベリー大学で起きているリバイバルが話題になっていましたが、本日は、深刻な話、アメリカからの悪霊的なムーブメントについてお知らせしたいと思います。皆さんは、ベテル教会、NAR、繁栄の神学、ビルジョンソン、ベニーヒン、、、等について聞いたことがありますか?
突然ですが、、、気をつけてください!これらのムーブメントは危険です!
1.なぜ危険なのか?
聖霊派ではないとあまり聞いたことがないかもしれません。今回は、例としてよくきく危険な理由をシンプルに上げてみたいと思います。
・賛美、叫び、笑い、で盛り上がる様子が異常・・・聖霊によるものとは思えない
・聖徒の墓から霊気を吸う等の奇妙な行動・・・非難されると否定
・癒しや奇跡を最優先・・・悪霊の癒し奇跡が侵入し、支配されていく
・聖書から逸脱した教え・・・繁栄の神学、word of faith、等の影響で別の福音へ
2.見分ける(識別すること)の大切さ
私はもともとカリスマ派出身で、20年ほど母教会に仕えた後脱会しました。その直後、たまたま米キリスト教界で著名なジョイスメイヤーの来日セミナーに参加しました。彼女は母教会でも人気で、ぜひ学びたいと思ったからです。
ところが、聖書には。。。
「偽預言者に注意しなさい。彼らは羊の衣を着てあなたがたのところに来るが、その内側は強欲な狼である。あなたがたは、その実で彼らを見分ける。茨からぶどうが、あざみからいちじくが採れるだろうか。すべて良い木は良い実を結び、悪い木は悪い実を結ぶ。」マタイ7:15~20
とあります。この実というのは、シンプルに言えば人格のことです。内側が強欲なオオカミのようであれば、それが人格に現れるということです。
ではジョイスメイヤーはどうだったでしょうか?、、、聖霊の実に満ちた人には全く見えませんでした。セミナー中傲慢に文句を言い続けていたのです。残念ですが、この人から教えを受けてはいけないと見分け、確信しました。彼女は繁栄の神学の影響を受けています。
このことを通して、神様は全てを見分けて(識別して)いくことの重要さを教えられたのだと思います。
3.カリスマ派から福音派へ
母教会を脱会後、自分の教会を探すため、初めはカリスマ派の教会を訪問しました。
ところが、カリスマ派の教会は、全体的に聖書の解釈が危ないと感じてしまいました。預言や、奇跡を聖書の言葉より、優先していると思われることがあったのです。按手して祈ると気絶したように倒れることがあるのですが、倒れないと「悪魔的だ」と非難することもありました。全く聖書的ではありませんね。
「聖霊の実(人格)」より、「聖霊の賜物(能力)」異言、預言、癒し、奇跡を強調するので、だんだん、悪霊が侵入し、、、、 、教えも、聖書から離れていく、、、といった危険を感じました。そして全体的にはリーダーの権威に従わなくてはいけないという同調圧力が強かったと思います。
それで、ある時からカリスマ派ではなく福音派の教会を訪問するようになりました。
4.アメリカのムーブメントを見分ける
さてその家の教会の仲間うちで、2015年頃から、ビルジョンソン、デビッドテイラー、 トッドホワイト、、、等いわゆるNAR新使徒改革の活動を尊敬しその教えを熱心に学ぶ人が少しづつ現れてきました。彼らは私にも勧めてくれたので、動画を見たり、調べたりしました。
ところが聖霊による強い違和感で、受け入れることができませんでした。それで祈って見分けていった結果、誠実さや、正義、謙遜に欠けていると感じました。そして自分達をこの時代の新しい使徒として、自分たちのために権威を行使していて、危険だと思いました。
彼らはとても良いことも言っているので、戸惑いました。ただ、これは全てに言えることですがニセモノは善と悪をミックスしたものです。むしろ巧妙なニセモノは、9割が善で1割が致命的な悪なのです。
預言する者たちも、二人か三人が語り、ほかの者たちはそれを吟味し(見分け)なさい。
(1コリント 14:29)
また、冒頭にも挙げたように最近では、日本でもこのムーブメントの危険さを警告する団体が現れてきたことも、一つのしるしとなり、
結論として、このリ−ダ−達をニセモノと判断しました。
5.自分で、見分ける(識別する)ことの大切さ
でもこれは、私の判断です。皆さんはどのように判断しますか?聖書は言います。
同じように、あなたがたの中にも偽教師が現れるにちがいありません。彼らは、滅びをもたらす異端をひそかに持ち込み、自分たちを贖ってくださった主を拒否しました。(2ペテ2:1)
そういうわけで聖書は、いつでも、誰に対しても、どんな働きに対しても、
これは神のものか? それとも、 サタンのものか?
を見分けて(識別して)いくように教えています。最終的には、教会でもなく、牧師でもなく、自分で判断しなくてはいけません。これこそ、究極の自己責任です。
6.調べてみましょう
以下に私が危険だと思ったキ−ワードをあげておきます。ぜひご自分で調べて、見分けてみてください。
キーワード・・・NAR新使徒改革、繁栄の神学、word of faith、Onfire Japan、IHOP国際祈りの家,bethel musicベテルミュージック 、Hill songヒルソング …
7.「私は大丈夫」が、一番危険!
偽善者よ、まず自分の目から梁を取り除け。そうすれば、はっきり見えるようになって、きょうだいの目からおが屑を取り除くことができる。マタイ7:5
とあるように、一番見分けるべきは、他人より自分です。自分の目の中に梁(丸太)のような罪や間違いがないか?もしかしたら、すでにNARの影響を受けているかもしれません。それを悔い改めもせず、人のことを非難するのは偽善者だとイエス様は厳しいお言葉をかけています。
よくオレオレ詐欺にに遭う人たちの典型は、
「かわいそうな人が被害にあうけど、私は大丈夫。」
と他人事にして用心しない人達だそうです。
どうですか?今回の悪霊のムーブメントに関して「私の教団は正統だから、伝統があるから、、、大丈夫。」と安心してませんか?ぜひ、真剣に考えてみてください!
イエス様は、おっしゃっています。
人に惑わされないように気をつけなさい。(マタイ24:4)
ニセモノに惑わされないように気をつけていくとき、ホンモノとの出会いも導かれていくでしょう!
ちょっとワクワクしてきましたね!
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